凡打の中に答えがある

 

楽読インストラクターのりゅういちです。

 

先日、久しぶりにイチローのインタビューを観ました。一流の人の考え方に触れると、こちらの生き方を考えさせられる感じで、背筋がピシッとします。その中で印象的だったことをシェアしたいと思います。

 

 

まずはこの発言から。

 

「野球界の中で間違った言い伝えが存在している。野球はパワーだみたいな。僕は明らかに間違っていると思う。何によってパワーが生まれるかが大事であって、パワーが先に来てはいけない。体を大きくするだけでは、野球に必要なパワーは得られない。バランスのとれた体をうまく使いこなす技術がパワーを生む」

 

その思想でイチローは、大きな筋肉ではなく、柔らかくしなやかな筋肉を得るためのトレーニングを日々行っています。物事の表面ではなくて、原理原則、本質を捉えていると思います。

 

継続力、良いバランスを保つこと、自分の中心軸を持つこと、こういったことが本来自分が持っている力を最大限発揮することに繋がるのです。

 

そしてもう一つ印象的だったのは、今から四年前の2013年。日米通算4000本安打を達成した時の発言です。

 

 

「4000のヒットを打つには8000回以上悔しい思いをしてきている。それと常に自分なりに向き合ってきたこと。僕が誇れることがあるとするならばそこじゃないかなと思います。自分が捉えたと思っているのに、一番良くないボテボテのセカンドゴロ。でも必ずそこに答えがある。凡打の中に答えがある

 

うまく行ったときだけ、なぜうまく行ったのか分析して気持ちよさを味わって、うまくいかなかったときは、「次はうまくいくさ」と楽観的になりすぎてる傾向って、ありませんか? 

 

僕は結構あるかもって気づきました。

 

このインタビューを見て、うまくいかなかったときこそ、その事実としっかり向き合って、改善していこうと感じました。

 

 

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