縁波の法則と蓮の花の修行

楽読インストラクターのりゅういちです。

世の中には、家族や職場の人間関係で悩んでいる方も多いと思います。そんな方のために今日は「縁波の法則」と「蓮の花の修行」について、お伝えしたいと思います。

あなたは携帯電話を持っていますか？　きっと持っていますよね。では、携帯電話はどうやって交信していますか？　電波というものでつながっていますよね。「見えないものは信じられない」といってこれを否定する人は今、いないと思います。

でも、ラジオというものが発明されたとき、見えない電波を信じられる人はほとんどいませんでした。線で繋がっていないラジオの箱から、音が出てくることなど信じられなかったのです。

そして実は、この電波と同じように、その人が発してい「縁波」（えんぱ）というものがあるのです。「類は友を呼ぶ」という諺があるのは、まさにこれを言っています。その人とご縁ができるのはどんな人かというと、その人と同じ周波数、同じ振動数、同じ波動の人なのです。

もちろん、たまにまったく周波数の異なる人とも出会います。想念の世界では、自分の周波数と同じ魂としか出会えないのですが、肉体をまとうことで違う周波数の人とも出会えるので、それが学びになると言われてます。

ただ、自分の周波数とは違う人とのご縁は短く、長いご縁ができるのは、自分の周波数と同じ人です。たとえて言うなら、きれいな花に蝶や蜜蜂が集まるように、素敵な方には素敵な人が集まります。

逆にハエが集まるのは・・・。もし「自分の周りには　しょうもない奴しかいない」という人がいたとしたら、それはその人自身がウ〇コなのです。

「感謝の思いを大切にしよう」
「出会った人を楽しませよう」
「出会った人を元気にしよう」
「出会った人のいいところを見つけよう」
「出会った人に愛をもって接していこう」

そういう想いを持って、それにふさわしい言葉を使っていたら、良い縁波を発することになり、きっとすてきな方が集まるでしょう。一方、愚痴、不平、不満をいったり、他人の批判ばかりしていると、そう言いたくなる人と出逢ったり、そう言いたくなる現象が起きるのです。

今、自分の周りには、大好きな家族、大好きなパートナー、大好きな仲間、大好きなお客様がたくさんいると感じられるなら、あなたは良い縁波を発しているということです。

「縁波」があるとすると、地獄言葉を言う人ばかりが自分の周りに多いということは、自分が悪い「縁波」を発しているのでは？　自分はダメな人間なの？　と自分を否定したり自分を責めてしまう人がいるかもしれません。

※補足
天国言葉とは「愛してます」「ついてる」「うれしい」「楽しい」「感謝してます」「しあわせ」「ありがとう」「ゆるします」。一方、地獄言葉は「恐れている」「ついてない」「不平不満」「愚痴・泣き言」「悪口・文句」「心配事」「ゆるせない」。

もちろん、そういう縁波を発しているということもあると思います。しかし実はもうひとつ、別の理由が考えられるのです。

それは、「人間は魂のレベルが上がると与えられる修行がある」ということです。それが蓮（はす）の花の修行です。

蓮の花は、泥だらけの中から出てきているにもかかわらず、泥がついていません。それで見事にキレイに咲きます。みんなが汚いといっている泥から栄養をとって、それで見事に咲くのです。この蓮の花のように生きるのです。

もし周りの人間がどんなに否定的なことを言おうが、何をしようが、自分は蓮の花だと思って、汚れることなく穢（けが）れることなく、天国言葉を言い続けられる修行をしていると考えるのです。これが連の花の修行です。

しかし、とはいえ、それさえもできない場合もあります。職場環境や家庭内でのチカラ関係や優位性により、相手が地獄言葉を言った時に同調させられたりするからです。そのような天国言葉を言えない環境の時に大切なことは、「自分だけは一緒になって地獄言葉を言わない」ということです。

そして、遅かれ早かれ必ず事態は好転すると、自分の人生を信頼することです。人生、「そう思ったらそう」です。自分の今の環境をどう解釈するか、どう面白がるかで、人生の豊かさが変わってきます。すべては自分次第です。

もしあなたが、まさにそんな状況にいるとしたら、今日のような考え方で日々過ごしてみてください。

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