楽読インストラクターのりゅういちです。
人が意識的に捉えられる情報は、キャッチしている全情報のほんの一握りです。
意識はよく海の中の氷山に例えられます。氷山はほとんどが水面下に隠れていて、見えるのがほんの一部であるように、僕たちが捉えらた情報も意識的にわかるのはほんの一部に過ぎません。ほとんどの情報は潜在意識ではわかっていても顕在意識には昇ってこないのです。
では、どういう情報を意識的に捉えているかというと
自分が必要だと思い注意を払っているもの
です。
では、ちょっと実験です
まず目を閉じて、今、眼にしていたものの中で赤いものを思い浮かべてください。
改めて目を開けると、さきほどよりも赤いものがそこにあったことに気がつくはずです。
では今度は目を閉じて、青いものを思い浮かべてください。
そうすると今度は目を開けた時に、多くの青いものを見落としていたことに気づくでしょう。
これがいわゆる無意識の力の1つです。
よく「将来どうなりたいかをできるだけ具体的にイメージするのがよい」と言われる理由がここにあります。つまり具体的なものがイメージできているということは、注意を払う対象がはっきりしているということです。
さきほどの例でいえば、赤に注意が向いていれば赤いものが多く見つかり、青に注意が向いていれば青いものが多く見つかるのです。僕たちは注意を払っていないものに関しては、たとえすぐ近くにそれがあっても驚くほど気づかないのです。
つまり
「自分がどうなりたいのか」
「何を得たいのか」がはっきりしていなければ
それに関する情報に気づけない
逆に、
自分の求めるものがはっきりしているほど
それに関する情報をキャッチしやすくなり
実現しやすくなる
ということです。
これは人生の目的というような壮大な目的の場面だけでなく、日々のことでも同じです。なぜここに行くのか、なぜこれを学ぶのか、このレッスンで何を得たいのか、このセッションが終わった時にどんな状態になっていたいのか。行動する前に、しっかりと意図セットすることで無意識の力が働いて、求める結果を得やすくなります。
人生で欲しいものを手に入れるための第一歩は
自分の欲しいものを決めることだ
ベン・スタイン
今日は、意識を持つことの重要さについて書いてみました。
何か少しでも気づきのあるものだったら嬉しいです。
りゅういちの楽読体験セミナー
楽読リターンスクール体験会

コメント